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薬剤師が転職・再就職する7つの理由

薬剤師が転職する7つの理由

 

薬剤師が転職する7つの理由でまず1つは、結婚や出産などライフスタイルの変化によるものです。
結婚や妊娠、出産、育児などは、女性薬剤師にとって転職の大きな理由になります。
特に、出産直後などは、急に休みを取らないといけないので、結婚や出産が落ち着いてから復職を希望する人が増えています。

 

2つ目の理由は、年収アップのためです。
これは男女問わない転職理由で、年収アップと同時にキャリアアップも目指して転職を目指す傾向にあります。

 

3つ目の理由は、労働時間や業務内容などの不満によるものです。
条件のミスマッチは非常に多い転職理由の1つで、事前に聞いていた業務内容と違っていたり、雑務ばかりでスキルが身につかない、などが大きな要因になっています。

 

4つ目は、職場での人間関係です。
薬剤師は比較的小規模の組織の中で仕事をすることになるので、人間関係での不満は大きな転職要因になります。

 

5つ目は、薬局の経営が厳しくなったことによるものです。
いわゆる退職を余儀なくされたというものです。

 

6つ目は、他に良い転職先が見つかったというものです。
そして7つ目は、調剤薬局も院内薬剤師もドラッグストアも経験しておきたいからという、前向きな転職理由です。

 

参考:薬剤師転職サイトおすすめ!転職・再就職で人気の求人サイトと選び方!

 

薬剤師の転職市場の状況は?

薬剤師の再就職の市場での状況は?

 

薬剤師の転職市場での状況は、2006年4月からの薬学部6年制導入が影響しています。
この制度改革により、2010年、2011年には新卒が就職市場に登場しないことになったからです。

 

このことで、薬剤師の中途採用市場では、人員確保に採用競争が激化しました。
転職市場に大きな影響をもたらしたわけです。

 

一時、薬剤師が転職するなら2011年までとまで言われたほどです。
薬学部6年制への移行により、2012年3月までは実質的に新卒が登場しない空白の期間が出来上がることになり、2010年、2011年は空前の売り手市場となりました。

 

実際、薬局やドラッグストアでは、薬剤師を採用したくても採用できない状況になり、特需売り手市場となったわけです。
空白期間は中途採用市場にも影響を及ぼし、中途採用の採用ニーズもかなり高まりました。

 

それ以降、6年制薬剤師が出てくるということもあり、転職市場での需給バランスは大きく変わりそうです。
今後、積極的な獲得競争合戦が展開されそうです。

 

6年制薬剤師が転職市場に本格的に影響を及ぼすのは、2015年頃と推測されています。
ドラッグストアや薬局で経験を積んだ新卒が、キャリアアップのために転職を考え始める年だからです。